ボケないための

認知機能改善のために日々思いついたことを語るブログです

脳😎の為にできることをピックアップ👀その49

脳梗塞後の機能障害にVNS

『脳の右がやられた・・・?』

『左の上肢が!』

『リハは・・・』

『VNS??改善効果!』

『VNS!?ちょっと調べてみるよ!!』


脳梗塞後リハビリに

巨人の長嶋さんを襲った脳梗塞、奇跡的な回復は私の知る限り、日本で最高のリハビリテーションセンターを運営している、初台リハビリテーション病院で超急性期から麻痺に対するリハが始まったからだと・・・。
今回の論文で意義が有るのは、梗塞後に治療を開始するまでの期間が9ヵ月~12年間という点です。
梗塞後2~3年経つと麻痺に慣れてしまいますが、電気刺激で希望の光が見える、というお話です。


VNS-REHAB


Vagus nerve stimulation paired with rehabilitation for upper limb motor function after ischaemic stroke (VNS-REHAB): a randomised, blinded, pivotal, device trial 【The Lancet】


難治性てんかんやうつに対する治療法として普及しつつある迷走神経電気刺激(VNS)を 脳梗塞後上肢機能障害へのリハビリに使えないかというところから、イギリスのUniversity of Glasgowの研究は、これを検討する三重盲検擬似的処置(sham)対照比較試験を行った(n=108)。

過去9ヵ月~12年間に脳梗塞に罹患した患者を

VNS実刺激+リハビリ群

VNS偽(sham)刺激+リハビリ群(対照群)

に割り付け

6週の施設内VNS刺激リハビリに続き自宅でVNS刺激下で機能訓練を行った。

評価は、 FMA-UEスコアの変化でみています。


VNS刺激の一次アウトカム効果を認めた(群間差2.6ポイント)。

施設リハビリ終了後90日目の同スコアの臨床的に意義のある改善(改善ポイント>5)の頻度も、VNS刺激群が対照群より大きかった。

WMFTスコアでも同様の結果であった。

対照シャム刺激群で喉頭麻痺が生じたが、実刺激群では有害事象はなかった。

この試験で有効性が示唆され、本格RCTで、初めて有効性を認めた。

大規模な追試が成功すればリハビリメニューに取り入れるとしている。


今回の研究の意義は虚血性脳卒中後の長期にわたる中等度~重度の上肢運動機能障害の治療において、リハビリテーション療法との組み合わせによる迷走神経刺激療法(VNS)は上肢運動項目(FMA-UE)で改善効果が優れ、新たな治療選択肢となる可能性があることわかりました。



今後は、このアプローチの実臨床への導入方法や、より重度の上肢運動機能障害を含め、他の機能障害にVNSが使用可能かを検討する必要があります。


私は、残念ながら、脳梗塞後の後遺症で左上肢が麻痺しています。
電気刺激は新たな治療戦略として、その効果が実臨床でも期待されます、チョット怖いけど治るなら何でも・・・🍄🍄🍄
👀私の上肢は手遅れかもですが今後、脳梗塞になられた方はVNSが・・・。💊💊💊
医療の進歩は日々続くので今後の展開に期待が!🌈🌈🌈


脳に良い漢字

   真
・都 🔲 見
   水


答えは 次回のコーナーで
昨日の答え
   新
・土 地 下
   震


最後に脳を鍛えるなぞかけを一発!

・脳の為に出来ること


「リハ+電気刺激」とかけまして、「全部くれ」

とときます。

その心は、

どちらも、

「改善(買い全)です・・・」


整っていましたら ポチット🦴😂😂😂

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