MON 👀脳に良い(脳科学・心理学)😎 その10
わすれたいのに・・・!
『頭から離れない??』
『ずーっと考えなようにしているのに!?』
『大事なことは思い出せなくて』
『・・・』
『シロクマ!!』
思い出してはダメは・・・
記憶についての面白い実験、「シロクマ実験」とは?
この実験は、1987年にアメリカの心理学者ダニエル・ウェグナーが行いました。
ザックリ、実験内容はA・B・Cの3つの実験参加者グループで、各グループにシロクマの1日を追った同じ映像を見せるというもの・・・
ただし、映像を見終わったあと、それぞれのグループにこのように伝えました。
Aグループには「シロクマのことを覚えておいてください」
Bグループには「シロクマのことを考えても考えなくてもいいです」
Cグループには「シロクマのことだけは絶対に考えないでください」
そして一定の時間が経ったあと、実験参加者に映像についてどのくらい覚えているかのテストを行ったところ、最も映像について詳しく覚えていたグループは「シロクマのことを絶対に考えないでください」と言われたCグループだったのです。
何かを考えないように努力すればするほど、かえってそのことが頭から離れなくなるという現象を、ウェグナーは「皮肉過程理論」と名付けた。
人は自分の思考をコントロールしたいと思う時、「実行過程」と「監視過程」のふたつが働くと考えられています。
実行過程とは・・・
実際に思考を行う過程で、特に思考をコントロールしようと思っていない場合がこの過程で、この実験では「シロクマのことを思い出すこと」です。
監視過程とは・・・
自分の思考をコントロールしたいと思う時に働く過程で、コントロールしたい内容に反していないかを監視するのが役割で、この実験では、「シロクマのことを思い出してはだめだと思うこと」です。
少し難しいですが・・・考えないようにするには「何を」考えないようにするか覚えておく必要があるから、結果的に考えてしまうってことです。
そして考えないようにすればするほど、動物園に行っただけでも「シロクマについて考えてはいけないんだ」と関連する事柄も思考が排除しようとするため、結果的に他の動物に比べて高い頻度で思い出し、忘れることがどんどん難しくなる。
例えば、ダイエットでも「あんこバタークロワッサンのことは忘れよう」と思えば思うほど、つい考えてしまって我慢できなくて食べてしまうみたいなことです。
実は、この実験には続きが・・・
最初と同じように、まずは実験参加者にシロクマの1日を追った同じ映像を見せ、そして次はこのように伝える。
「シロクマのことだけは考えないでください。もしシロクマのことが思い浮かんでしまったら、フォルクスワーゲンを思い浮かべてください」
するとその後、シロクマについての思考を軽減することができました。
大事だったのは「別の対象に注意を向ける」という点です。
つまり、思考を他のもので埋めて、シロクマについて考えないようにすることです。
これは何か嫌なことがあった時や、失敗してしまってそれを引きずってしまう時にも有効です。
早く忘れようと思えば思うほど、より強く頭に焼き付いてしまうので、負の連鎖に陥らないためにも、「忘れよう」とするのではなく、自分が好きなことや楽しめることに「注意をそらす」ことがポイントですね。
脳は、一刻でも早く記憶から消し去りたいと願えば願うほど、しっかりと焼き付いてしまうなんて、なんとも皮肉なシステムですね。
忘れたいのに忘れられない・・・🍄🍄🍄
関心を逸らせば・・・💊💊💊
「皮肉過程理論」の理解で・・・🌈🌈🌈
脳トレ👀なぞかけQuiz😎
難易度 😎😎
今、歯医者さんに着いた
とかけて
風の谷
ととく
その心は
🔲🔲🔲🔲!
1分以内に分かれば閃き✨スーパー脳デス!?
今日はノーヒントで!!
答えは次回のコーナーで
前回の解答
オミクロン感染
とかけ
フィンランド
ととく、その心は
🔲🔲🔲🔲🔲!
ヘルシンキ
エンディミオンさん🎂
とまとんぐさん🍅
ゆん子さん🏢
ばみさん😺
おとひめさん🌼
Carinoさん🏊♀️
ヨハネのケーシーさん🌈
MillieEndoさん🌺
greenbaseさん🏍
kumiさん👜
👀コメント参加ありがとうございした😎😎😎
最後に脳を鍛えるなぞかけを一発!
春場所の朝乃山
とかけて
柿を干す
ととく、その心は?!
ホシガキニナル!!
ボケっちです😎