ボケないための

認知機能改善のために日々思いついたことを語るブログです

脳😎の為にできることをピックアップ👀その47


血管からくる認知症


『ドクンドクン・・・?』

『血管の音!』

『血圧が・・・』

『血管と??認知症か!』

『血管性認知症!?ちょっと調べてみるよ!!』


血管性認知症とは?

血管性認知症は、認知症の20~30%を占め、アルツハイマー型認知症に次いで、患者が多いとされている認知症です。


脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳の血管の病気によって、脳の血管が詰まったり出血し、脳の細胞に酸素や栄養が送られなくなるため、細胞が壊れてしまい、本来細胞が担っていた機能を失うことによって認知症が起こります。


血管の病気を引き起こす原因は動脈硬化です。
動脈硬化の危険因子として、高血圧、糖尿病、心疾患、脂質異常症、喫煙などがあります。脳血管性認知症は、生活習慣によって引き起こされるといえるでしょう。
性差では、女性よりも男性のほうが多く発症していると言われています。


症状の特徴は?

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を起こした後は、認知症状が急激に出現し、よくなったり悪くなったりを繰り返しながら進行します。


脳梗塞などの場合は、発作が起こるたびに症状も進行するため、発作を防ぐための予防が必要です。


 無症候性脳梗塞を頻回に起こした場合は、徐々に認知症状が出現する場合もあります。


症状は、障害を起こした脳の部位によって異なります


アルツハイマー型認知症と併発

アルツハイマー型と診断された高齢者の中には血管障害を起こしている患者も多いと言われており、脳血管性認知症の症状を来たす場合があります。


このように脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症を併発した場合を、混合型認知症と言います。


混合型

物忘れをしたり計算が出来なくても、判断力やその人が今まで培ってきた専門知識などは維持されている場合があります。


正常な部位の能力は機能しているからです。


このように障害される能力と残っている能力がある状態を「まだら認知症」と言います。


意欲もなくボーっとしていて何も出来ず、抑うつ状態がみられるような時があるかと思えば、意識もはっきりしており、出来ないと思っていたことが出来る時もあります。
このような状態が1日の中でも変化します。
症状に波があるため、そのことを理解して接することが重要です。


まだら認知症

感情がコントロール出来なくなるため、すぐに泣いたり怒ったりします。


例えば、挨拶しただけで、泣いてしまう場合もあり、悲しくなくても落涙する事もあります。


笑顔が見られ機嫌が良さそうな時も、声をかけると急に怒り出すというようなことも珍しくありません。


落ち着いていても急に悪化する、などの変動が大きいことも特徴です。


多様な症状

血管性認知症の症状は、運動麻痺や感覚麻痺、歩行障害、言語障害、嚥下障害、排尿障害、夜間せん妄など、他の認知症と大きな違いはありません。


ただし、脳の障害を受けた部位によって出現する症状は異なります。


具体的には、服の前後や上下を認識出来ず逆さまに着たり、物が何かわかっていても、口に出そうとすると言葉が出てこないなどの症状が現れます。


麻痺が無くても、お箸や歯ブラシの使い方がわからなくなったり、手元で作業をしていても、近くで声がするとそちらが気になり集中出来ないなどの症状も見られます。


症状を抑えるために、脳血管障害の再発予防に取り組みましょう。
高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、心疾患などの治療や生活習慣を改善することが重要となります。
リハビリテーションにて麻痺の改善を図ることも生活の質を向上するためには大切な治療です。


血管性認知症の方は

自分が認知症だと理解出来ているため、より配慮が必要です


初期段階の場合、自分が認知症であることを認識していることもあります。


しかし、「これくらい出来ないの?」「どうしてわからないの?」などという言葉を投げかけられても、本人はどうする事も出来ません。


認知症で出来ない事が増えていくことを自覚するのは、本人にとっては大変辛い状況なのです。


そのことに配慮した言動を心がけましょう。


波がある

血管性認知症の人は、出来ない時と出来る時の波があります。


そのことを理解して、その人の自立度を確認しましょう。


感情の変化のポイント
落ち着いていても急に悪化することがありますが、本人にとっては理由がある事も多いのです。
厄介なのは、調子が良さそうだと思ったら、急に怒り出したり、本人の感情の変化のポイントを客観的に掴むことは難しいです。


コミュニケーション

血管性認知症は発症後、徐々に身体機能が低下し、寝たきりになる場合もあります。


本人の意思確認が可能なうちに話し合い、意思を尊重することも重要です。


麻痺や障害によって身体機能が低下する場合があります。


歩行が困難になったり、排尿障害で尿失禁が見られたり、嚥下障害が出る事もあり、周囲の負担も大きくなります。


例えば、ご主人の介護を奥さんや娘さんがするというケースも多く、身体の大きな男性の介護では、介護者が倒れてしまうというケースも少なくありません。


そうなる前に、地域包括支援センターに相談し、ケアマネジャーの選定、介護サービスなどの利用を検討し、負担を少なくしましょう。


負担軽減が介護を長続きさせるポイントです。


血管性認知症の予防

当たり前ですが、脳梗塞などにならないように注意をする事が予防策です。


脳梗塞や脳出血などの原因は、生活習慣病によるものが多いとされています。


生活習慣病は、高血圧や脂質異常症や糖尿病などで、運動不足や過食、ストレスなどから起こるものですので、生活習慣の見直しが重要になります。


バランスの良い食事をし、適度な運動、良い睡眠を心掛けましょう。


また、血糖値が高目の方は、血糖コントロールをして糖尿病にならないように注意しましょう。


最近の研究報告では尿酸値高値も独立したリスクファクターとされていますので、7以上の方はこれ以上、上がらないようにコントロールが必要です。


勿論、禁煙はマストです。


血管性認知症の治療

・ 血管性認知症および血管性認知障害の予防には、脳卒中危険因子の管理が重要で、とくに中年期の血圧管理が老年期の認知機能に影響します
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)、Ca拮抗薬などの降圧薬が推奨されてます。


・血管性認知症の中核症状の治療には、ドネペジル、galantamine、rivastigmineのコリンエステラーゼ阻害薬(ChEI)、およびNMDA受容体阻害薬であるmemantineが推奨されます。脳梗塞後の意欲低下に対してはニセルゴリンが推奨されます。
血管性認知症を含めた認知症の治療に対するイチョウ葉エキス効果に関しては十分なエビデンスはないとされています。



血管性認知症の症状の特徴は、生活習慣からくるという特徴があります。
小さな脳梗塞は症状がなかったりすることも多いので早期発見がポイントです。
リスクファクターが思い当たる人は脳ドックが必要かもしれませんね・・・💕💕💕
👀私は脳梗塞で脳血管がやられています。💊💊💊
認知機能だけでなく脳ドックで早期発見!🌈🌈🌈


脳に良い漢字

   焼
・卸 🔲 上 
   掛


答えは 次回のコーナーで
昨日の答え
   週
・期 末 期 
   端

最後に脳を鍛えるなぞかけを一発!

・脳の為に出来ること


「血管性」とかけまして、「ストーブに座る」

とときます。

その心は、

どちらも、

「血圧(ケツアツ)が注意です・・・」


整っていましたら ポチット🦴😂😂😂

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