脳😎の為にできることをピックアップ👀その37
α-GPCと認知機能の関係?
『GPS?』
『α-GPC!』
『聞いた事ないけど認知機能に・・・』
『認知機能とα-GPC??関係あるのか!』
『α-GPCが!?ちょっと調べてみるよ』
α-GPCとは?
α-GPC(α-glyceryl phosphoryl choline)は、細胞膜の構成と補修に不可欠なコリンの原料です。
コリンは、アメリカでは水溶性ビタミンとして取り扱われており、摂取推奨量も定められています。
Choline の摂取目安量
(米国農務省)
男性 : 550 ~3000mg/day
女性 : 420 ~3000mg/day
ちなみに、日本では摂取の基準値や目安量はありません。
コリンの効果としては、副交感神経に作用するアセチルコリンの前駆体として、アルツハイマー型認知症の脳機能改善の可能性が報告されています。
厄介なのは、コリンは肝臓以外の臓器ではほとんど合成できないため、食事から補給する必要があることです。
α-GPCの特徴
生体の構成成分で、母乳に含まれ、味は少し甘いという特徴があります。
イタリア・ロシア・韓国等では脳機能障害等の医薬品として、アメリカ・英国・ドイツ等でサプリメントとして、広く利用されています。
日本でもサプリメント等での利用が進んでいます。
α-GPCが含まれる食品
α-GPCは様々な食品に含まれていますが、残念ながら、その量はごく微量です。
効果的な1日1,200mgを食品から摂ろうとすると、なんと豚肉11kgの摂取が必要です。
α-GPCが含まれる食品
食品名 α-GPC量(mg/100g)
マグロ(缶詰・水煮) 5.9
豚肩肉(赤身・生) 11.0
鶏レバー(生) 16.0
キャベツ(生) 2.9
バナナ(生) 5.6
マッシュルーム(生) 5.1
アーモンド 1.2
生体内でのコリンの役割
コリンは、循環器系と脳の機能、および細胞膜の構成と補修に不可欠な栄養素です。
また、体内の代謝調節などに深く関与し、他のビタミン等の代謝経路に関わっており、コリンの不足によって肝機能低下や脂肪肝、だるさ、貧血などが起こると言われています。
コリンの代謝経路図
コリンは神経伝達物質アセチルコリンの原料で、アセチルコリンの分泌量は加齢と共に減少し、この減少がアルツハイマー型認知症の原因の一つと考えられています。
α-GPCが海外で医薬品として使われる際には、アセチルコリン生成の効果を主に期待されています。
コリンと葉酸・ビタミンB12の関係
認知症患者は葉酸・ビタミンB12の血中濃度が低いと言われており、葉酸・ビタミンB12が不足するとホモシステインが余剰になり、高脂血症や動脈硬化の原因となる恐れがあります。
コリンはホモシステインからメチオニンの生成にも関与しており、コリンの不足は葉酸・ビタミンB12の不足状態を招くと考えられます。
α-GPCの多様な効果
α-GPCには多様な機能性が研究によって明らかとなっています。
・中枢神経への作用
・認知症改善
・学習能向上
・ストレスホルモンの分泌抑制 など
・末梢神経への作用
・成長ホルモン分泌促進
・肝機能障害改善
・血圧低下作用
・競技パフォーマンスの向上 など
α-GPCによる認知機能の改善効果
軽度~中程度のアルツハイマー型認知症患者261名(α-GPC摂取:132人、プラセボ:129人)に対して、α-GPC400mgを1日3回(1日あたり1,200mg)180日間摂取したところ、ADAS-Cog、MMSE、GDS、ADAS-Total、およびCGIスコアは有意に認知機能が改善し、アルツハイマー型認知症患者への改善効果が認められた。Clin Ther. 2003 Jan;25(1):178-93.
α-GPCによる成長ホルモン分泌促進
平均年齢25歳の健康な男性8名を対象にした二重盲検無作為化クロスオーバー試験において、α-GPCを1,000 mg摂取したところ、α-GPCの摂取によって血液中の成長ホルモンや遊離脂肪酸の濃度と肝脂肪酸化(分解)の指標が有意に増加した。Nutrition. 2012 Nov-Dec;28(11-12):1122-6.
α-GPCによる老化抑制
老化促進マウスを用いてα-GPCの健康効果について調べたところ、コントロール群と比較してα-GPC摂取群のマウスでは老化評価スコアが有意に低く、神経炎症や関節変性の減少もみられた。
Biosci Biotechnol Biochem. 2018 Apr;82(4):647-653.
α-GPCの可能性
α-GPCは寝付きが良くなる、集中力向上、スポーツパフォーマンス向上、記憶力の向上、アンチエイジング効果などの研究が進められています。
α-GPCは摂取後30分~1時間後に成長ホルモンの分泌を調整することが研究されています。
摂取後すぐ効果を期待する場合は「スイッチを入れる役割」としてα-GPCを1度に500~600mg程度の摂取、認知機能の維持・向上を目的とする場合は海外の研究にもあるように1日あたり1,000~1,200mgの摂取で効果を得られると考えられています。
認知症機能の向上を目的した場合はα-GPCを1,000~1,200mg(1日あたり)摂取、他の目的であれば500~600mgで改善する可能性があります。🚑🚑🚑
海外では脳機能障害等の医薬品として使用されているα-GPCは脳機能、細胞膜の構成と補修に不可欠なコリンの補給剤として、認知機能UPの可能性があることが分かりました。
11㎏の豚肉はギャル曾根でも厳しいので、問題は効率の良い食材ですね・・・。
👀私は明日までにα-GPCをサプリ以外で効率よくとれるレシピを研究し認知機能UPを目指します。💊💊💊
明日のレシピを・・・ご期待ください!🌈🌈🌈
脳に良い漢字
段
・陥 🔲 選
語
答えは 次回のコーナーで
昨日の答え
特
・教 訓 練
戒
最後に脳を鍛えるなぞかけを一発!
・脳の為に出来ること
「α-GPC」とかけまして、「一人だけ陰性」
とときます。
その心は、
どちらも、
「(多様性、他・陽性)です・・・」
整っていましたら ポチット🦴😂😂😂